朝から、活気のあるトラックが『宮古』に。
「三陸はうまいぞ」の文字。いい。素晴らしい。
正体は明日。と言うか皆さん知ってますよね。
話は変わり、今週の月曜日捨てた。
数々の思い出のサンプル品。
約3年分はあっただろうか。
言ったら昔の女性みたいな感じか。。。
作る時は凄い想い入れで作るのに捨てる時は意外に何とも想わない。
まぁ、私は捨てるより断然捨てられる方だが。
整理してこの状態。
私のサンプル品が並ぶ冷蔵庫。
本当に必要な分だけ残した。
それを整理している時に思った。「最近モノ作ってねぇな…。」
事務所でパソコンをカチャカチャやり、色々な規格書に追われ、来客に追われ、サボっていた。
私はパソコンは苦手です。部長や中崎にすぐ任せる。任せると言うか投げる(笑)
横文字使いたがるクセに横文字ばかり出てくるとあっさりとあきらめる。
あきらめの悪い私は意外にあきらめるのが早い。。。
そんなこんなで昨日からサンプル作り。
言ったら私の本業だ。商品開発が一番好きなんです。
東北の生協さんへ提案します。
いかそうめんに明太子と調味液を合わせました。
『いか明太』!どストレートの商品。
三陸産のいかめかぶに数の子をカットしたモノを合わせました。
ご飯にかけて食べるだけ!
そして、この迫力。
『いかの醤油麹漬け』!
「文句ある?」ってイカちゃんが言ってる様に見えますが(笑)
本日9時から試食してるから。
共和水産は朝から晩までイカっ!
共和水産の社員は主食イカです。ご飯はおかず・・・(笑)
この作った商品が全部決まるわけではない。むしろ全部決まらないかも知れない。
それでも作り続け、熱を持って提案し、ようやっと1個決まる。
そんなもん。
だからこそ、商品に愛情がめちゃくちゃ湧く。
だからこそ、商品の魅力をアホの様に語れる。
弊社は商品が多い。商品数が多いと言うのは非常にネックだ。
その分在庫しなければならない。
それはわかっている。でも作り続けないと今の商品が死ぬ。
既存の商品に活力を与えるのは、やっぱり新商品。
だから、止まらないで作るコトは大事。
男のクセに料理雑誌を良く見る(笑)テレビも料理番組大好き(笑)
もう趣味の一環だ。バカだ。バカになろう。
明日も作るコトを辞めない俺。
今日はさ、うちのトモキが気持ち良くブログを締めるから、あとはトモキ任せた!
それでは。
イカ王子☆
こんにちは、ともきです。
昨日は大船渡市で行われたHACCP講習会に行って参りました。
早速昨日の講習会の感想などをお知らせしたいと思います。長ったらしく、いかにも「俺知ってるよ」的な感じのブログになるかと思いますので宜しくお願いします。笑
さて、「HACCP」(ハセップ、ハサップ)という言葉を聞いたことはあっても、意味を知らないという方ってけっこういると思います。私も実際弊社に入るまではその一人でした。
Hazard Analysis (and)Critical Control Point 文頭の文字を取って[HACCP]なのですが、日本語に訳すと、
「危害分析と重要管理点(工程)」となります。難しいようですが要は、ひとつの製品を作るに当たって、
この部分は危ないなとかって部分を沢山考えて、それを防ぐためにはどうすれば良いかを対策をすること。
って言えば分かりやすいですかね!
そもそも何故HACCPが重要なのか。それは簡単なことで、食品は「人の命に関わるもの」だからです。
食品での死亡事故ってよくニュースとかで聞きますよね。そんなことほんとはあってはならないことです。例え、死につながらなくても異物が混入していて怪我をしてしまっただとか、腹を下してしまったとか、せっかく楽しみにして購入してくれた消費者を裏切る行為です。
しかし実際どんなに大きな企業でもクレームがないことはないと思います。でも、しっかりとその食品を作る工程を記録に残していて、安全に作る、という取り組みや意識を持つことによって、それは最小限に減らすことができるのではないでしょうか。
HACCPにも大事なポイントって沢山あると思うのですが私は一番重要な点は、
「個人の、取り組みへの強い意識と団結力」
だと思います。
というのも、商品を生産し、出荷するまでには様々な工程があります。
もちろんその全工程を一人でこなすなんてことはできません。それぞれの担当の人がいるわけです。
その中で「俺は別にいいや」という人がいれば、その人が担当する持ち場での危害は中々見つけにくいです。
食品が人に及ぼす危害ってのはどこから発生するか分からないですから、そういった意味でチーム全員が「安全なものを作る」という意識を持ってやることが一番大事なのだと私は考えております。
今回の講習を聞きながら私は「じゃあウチではどうかな」と照らし合わせながら話を聞いていました。
弊社はHACCP工場ですが、もちろん今の状態が危害が及ばないための最善の状態、ではないですきっと。もっと細かく、深部まで掘り下げれば問題点もでてくると思います。
逆に「今はこういう書類を作って記録に残しているけどそこまで必要あるのか」という部分もあるかもしれません。無駄な部分を省けばそれは、作業効率のアップにもなりますし、イコール会社のコストダウンにもつながります。
今回の講習の一番の収穫は、「自社の現状を考える」ことの契機を自分に与えてくれた、だと私は思っております。
まだまだお伝えしたいこともありますけど、上手くまとまった(自分でそう思ってるだけ笑)ところで終わりにしたいと思います。
また、こういった講習とかがあったら積極的に参加していきたいです!外にでて色々な話を聞くと新鮮で楽しいですね!
それではまたっ!