前を向く、３・１１。
昨日で震災から４年、
専務の掛け声で。
作業の手を止め、
共和水産社員一同
2015年３月11日 14時46分
黙祷。
今年で４年。
４年もの月日が経ちましたが行方不明の方は岩手県内だけでも１.１２９名。
そして未だに大勢の方が見通しがつかず仮設住宅で暮らしています。
私の友人も、その中の一人。
家族６人では仮設住宅の中では狭く、部屋数もないため居場所がない。
アパートを借りたくても空いていない。
家を建てたくても土地がない、あっても高額で買えない。
宮古も当初と比べると他県からのご協力もあり、だいぶ綺麗になりましたが、
まだまだ課題があるのは事実・・・
私は津波を実際に見ていません。
震災当時は海岸から離れた違う職場で務めていたため被害にもあっていません。
被害にあった方は、
「なんにも知らないくせに」って思うでしょう。
でも、ただただ悲しみに暮れているだけでは何も起こらない、
風化させないのも大事だけど
これからの人生、未来を
たくさんの悲しみを経験した分
たくさんの喜びをこれから見つけて行って欲しい。
新しいことを少しでも出来るキッカケになったのも確か。
そしたら、少しでも夢とか希望とかを持てることをしたい。
何かをしたい。
でも何をやればいいかわからない。
みんなそうだと思います。
でも、震災が起こったこの場所だからこそ、出来ることがあるのではないでしょうか？
震災に合った私達こそが前向きに生きていかないといけないのではないか？
そう思います。
今日も伝えています。
ここから伝える事が大事。
震災前には戻らない。
少しでも夢とか希望を持てる事をやりたい。
「未来へ向けてキラキラしている」
そんな宮古の水産加工場になりたい。
そうやって舵を切ったKYOWAがやっぱり魅力的だと、
改めて感じた３月１１日でした。
負けないで。
前を向いて、仕事をしましょう！
りな ＜二：三