三陸宮古の美味しさを全国へ 共和水産株式会社

宮古に恋するイカ王子。

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先週のテレビの放送でたくさんの方から暖かいご連絡を頂戴しました。

誠に有り難うございます。

また、IBC放送さん、撮影に出演して下さった方々、ご協力して下さった方々、

この場を借りて御礼申し上げます。有り難うございました。

さて、今年も早いもので一年が終ろうとしています。

今年は私みたいな者が良いのか?と思うのですが、

宮古市のいくつかの委員会に委員として出席させて頂いております。

その際に必ず「水産」と言うフレーズが出てくるのを目にします。

 

 

確かに宮古市は水産業の伸びが極めて重要です。

漁業者、魚市場、水産加工業者、小売店、資材屋、印刷会社、船に使用する燃料、車屋、造船所、飲食店、観光施設など。

全て「水産」が発展する程に=(イコール)します。

全部が全部イコールしなくても水産業が元気になると必ずと言って良いほど他の産業にもメリットが出ます。

紛れもなく宮古市の基幹産業は「水産」なのです。

 

 

どちらかと言うと水産業以外の方々が「水産」の事をお話して下さる様に見えます。

肝心な水産業の私達はと言うと、

水揚げ不振、魚価の高騰、製品単価に転換出来ない、人手不足となかなかうまく行かない現実。

それでもこの町の元気は「水産」にかかっているのです。

私達はあまりにも発言を控え、閉鎖的になってはいないだろうか?

こんなにも「水産」と言ってくれているのに、一番踏ん張らなきゃいけない俺らがなんだか冷めてはいないだろうか?

委員会の席に座り「水産」と言うフレーズを聞くたびに今でも背筋がピンとします。

高く買った、安く買った。魚が獲れた、魚が獲れない。

それ以前に水産業全体が一丸となって「水産」の未来を考える時期に来ている。

母体が大きいし、古くからの伝統もあるので根が相当深い。

しかし、今の水産に携わっている人達は皆思っていると思う。

「このままじゃダメだ。」

 

 

このままで良い訳が決してない。

何かを変えたい。自分を変えたい。

自分に出来る発信がイカ王子だった。

確かに恥ずかしい。恥ずかしいに決まっている。

それでもイカ王子を名乗って水産業の面白さを少しでも知ってくれてもらえたら嬉しい。

水産業や町がイカ王子で少しでも明るい話題になってくれたら嬉しい。

来年も共和水産・宮古チーム漁火・三陸王国イカ王子。

やりたい事だらけ。

共和水産の従業員の皆、宮古チーム漁火の皆、イカ王子プロジェクトの皆、そして取引先の皆様、

いつも応援して下さる方々のお陰で今年も無事に一年を終える事が出来ました。

来年はもっと面白い事をさせて頂き、宮古の水産を発信出来ればと思います。

来年は東日本大震災から5年目の節目の年です。

4年でも6年でもなく、5年と言うのに意味がある年だと勝手に思っております。

 

 

宮古の町、宮古の人、宮古の海。

そして、なによりイカが大好きだから。

自分の発信を続けたい。

 

一年間お世話になりました。

来年も宜しくお願い致します。

 

イカ王子☆