三陸宮古の美味しさを全国へ 共和水産株式会社

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  • 生きる道。

    怒涛の出張ラッシュを終え、無事に帰国。

    先々週の木曜日~日曜日まで中国大連。

    月曜日、火曜日が大阪。

    水曜日、東京。そして木曜日、金曜日が島根。

    なんだこのスケジュールは。バカでしょ?って皆に言われました。

    お陰で途中、軽い胃腸炎にかかり点滴をして乗り切りました。。。

    さて、宮古に帰って来たとたんに9月です。

     

     

    私が入社した10年前にはもっと魚がありましたが、ここ最近の9月頃の浜事情では勝負出来る魚が無い淋しい現実。

    魚が少なければもちろん購入する倍率も上がり、魚屋も苦しくなる。

    『サゴシ』。※サワラの小さい物

     

     

    『サバ』

     

     

    『秋鮭』

    この魚は宮古の顔ですね。

     

     

    『スルメイカ』

     

     

    魚は勝手だ。

    欲しい時に来ない。

    もう腹いっぱい。そんな時に限って魚っていっぱい来る。

    でもそんな勝手な魚に振り回され、愚痴を言いながらも、

    最後は魚に惚れて買う魚屋達。

    魚は変われない。

    どんなストーリー性で魚を仕上げるか。

    ここだけは譲れない魚を見つけるか。

    これからだって魚は少なくなって行く。

    燃料の問題で魚は高騰して行く一方。

    いつも自分自身に言い聞かせる。

    枯渇して行く魚に嘆くんじゃない。

    意味のある売り方をすればいいじゃねぇか。

    ただ横に流す。そんな時代ではないなら。

    モノづくりの力をつける。それしかやっぱり俺らの生きる道はねぇだろ。

    今朝だって、そう自分に言い聞かせる。

    9月も全力で行きます。

    イカ王子☆

    2014年9月1日

    俺のこだわり。

    KYOWAは負けない物を持っていると思っている。

    それは、陸冷のイカから作る「いかソーメン」。

    陸冷ってなんだよ?って方の為に。

    陸冷 → 陸で冷凍した物。

    船凍 → 船内で冷凍した物。

    船凍いかは獲ってすぐ船内で選別されるので鮮度も良し。サイズも良し。キズもない。

    冷凍状態もこんなに揃っていてカッコいい。

     

     

    「いかソーメン」はずっと「船凍いか」から作る商品が主流。

    でも自分は陸冷にこだわった。

    震災後も船凍いかではなく、近くに水揚げされるイカを追い続けた。

    これは「陸冷いか」を解凍した物。

     

     

    陸冷にこだわる理由は三つある。

    一つ目は、宮古や周辺の市場に水揚げされるスルメイカを加工して商品で発信する事が一番の復興に繋がると自分は感じたから。

    二つ目は、船凍いかに比べて陸冷いかの方がコストが安くなる。

    三つ目は、船凍いかに負けない冷凍イカ原料を常に作りたいから。

    決して安さを追求している訳ではない。

    ただ、魚の中では比較的安くて購入しやすいのがイカ。

    そのニーズに沿った物を作る事で様々な意見を頂く事が出来、もっとKYOWAの技を磨く事が出来る。

     

     

    長年かけて積み上げて来た技。

     

     

    毎日こだわって作ってきた物。

     

     

    このダイナミックな浜のライブ感。

     

     

    鮮度の良い生イカを買った者にしか出来ない工夫。

     

     

    産地に根付いたモノづくり。

    泥臭くていいから、もっとしようって思う。

    枯渇していく魚に嘆くのではなくて。

    もっと自分達の光る所を磨いて、もっと良い産地にしたい。

    市場での買い付け、冷凍、加工、販売。

    この4つ、全ての仕事でどれだけストーリー性を持って、熱を込めて仕事出来るか。

    今年も前向きにチャレンジします。

    イカ王子☆

    2014年8月18日

    KYOWAが持つパワー。

    さぁ、明日からお盆休みだ。

    お盆前の鬼のような注文をこなし、毎日遅くまで、日曜日も仕事で疲れきった体。

    こんなに休みを欲した事がないんじゃないか。

    それくらいの勢い。

    昨日でお盆前の出荷は全て終了。

    本日の午後3時。

    とある取引先様からTELがあり。

    「すいません。宮古の磯丼が8000パック程ハネました!!!!!(汗)」

    ハネたと言うのは注文が追加と言う意味。

     

     

    お盆前に。しかも一撃8000パックって。お盆前にありえない。。。

    しかも8000パックって2個入れだからKYOWAでは16000パックと言う事になるのです。。。

    「え?今から?18日着ですか?もう運送便がないですが・・・」

    とりあえず、工場長に連絡し、ラインを止め30分後には皆で「宮古の磯丼」のパック作業に入る。

     

     

    疲れた体で頭が回らない時にこの追加注文。工場長と二人で笑うしかないなと言う事で。笑う。

    「対応して頂けないでしょうか?」とお取引先様から。

    やるしかないでしょ。欠品をした事がないKYOWAだから。

    こう言う時の対応で企業の信頼性が問われる。

     

     

    長年やっている嗅覚があり。

    急な何かがあれば仕事を繋げられるようにしている。

     

     

    合計17000パック。

    東海コープの組合員の皆様。

    たくさんのご購入有難うございます。

     

     

    次回からはお手柔らかにお願い致します。(笑)

    今回出荷分の「宮古の磯丼」はいつもより何倍も美味しいと思います。

    そのくらい色々な感情が入っていると思います。

    お盆前の最後に、KYOWAの社員・従業員のパワーを改めて感じました。

    私はこのメンバーで戦える事に誇りを持っています。

    もちろん、本日は終わるまで仕事します。(笑)

    このパワーで宮古の水産。

    変えるぞ。KYOWAが。

    お盆明けも激しくアツいKYOWAをどうぞ宜しくお願い致します。

    皆、本当にお疲れ様でした。毎日の作業有難うございました。

    お盆明けも宜しくお願いします。

    イカ王子☆

    2014年8月12日

    水産の魅力。

    こいつが船凍いか。

    船内凍結ってやつです。

     

     

     

    特徴は、サイズ選別されており、キズもなく、船内で凍結する為、鮮度が良い。

    船によって作りが微妙に違い、そしてこだわりも各々あります。

    それを目利きの仲買人が入札するのです。

     

     

    たまに、この船凍いかを使用した仕事を頂きます。

     

     

    同じスルメイカでもストーリーが全く違う。

     

     

    水産の一番の魅力は絶対ストーリー性だ。

    水産に携われば携わるほどにそう思う。

     

     

    魚は色々あっておもしろい。

     

     

    年々、枯渇状態にある国内の魚。

     

     

    やっぱり、地場にいる人達の手で何とかしたい。

     

     

    だって、この恵まれた自然で俺達は生活して来たから。

     

     

    もっと魅力のある売り方をしよう。

    そうじゃないと宮古の未来がない。

    もっと宮古に加工の力を。

    それで少しでも防げるなら

    俺は一生懸命やろうと思う。

    今日は静かに熱く。

    そしてしっとり終わります。

    イカ王子☆

    2014年7月25日

    ㈱佐幸商店 地鎮祭!

    7月21日の海の日は㈱佐幸商店 田老工場さんの地鎮祭でした。

    チーム漁火のメンバーなのでもちろん参加させて頂きました。

    天気も良く、気持ちの良い浜風が吹いて最高でした。

     

     

    この場所に衛生加工工場が出来ます。

    漁火は、宮古の未来は”ものづくり”にある。

    そう信じているからです。

     

     

    こう言うお祭りは漁火に任せろ。ってな事でのぼりだって持って行きました。

     

     

    漁火を散りばめる。

     

     

    漁火メンバー最年少の「佐幸商店」佐々木 博基くん。

     

     

    隣は社長さん。博基くんの父親です。

    いい写真です。

     

     

    実は博基くんは震災直後に家業の佐幸商店に来ました。

    会長が津波に流され亡くなりました。そして、全壊した会社。

    その現状を踏まえた上で、「継がなきゃ」と思い家業を継いだのです。

    純粋に素晴らしいなって私は思います。

    そして、そんな強い気持ちで宮古の水産業に来てくれた事が何よりも嬉しかった。

    若い人間が一人増えただけで、宮古の水産業にもたらすパワーってハンパない。

    こう言う強い気持ちを持ったメンバーでドンドン押して行きたい。

     

     

    黒の集団。

     

     

    この町の水産業の明るい未来を作るのは自分達の世代。

    自分達の動きでもっともっと明るい宮古の水産になるように。

    震災後に誓った強い気持ちを持って、漁火はこれからも光を灯して行きます。

    この日は都合により3名。

     

     

    目指すのは、熱く大海を照らす漁火。

    私たちのアクションが漁火となり、人々の心を引き寄せ、

    宮古の水産業を盛り上げて行きたい。

    宮古の未来は豊饒(ほうじょう)な海の恵みを使った

    ”ものづくり”にあると信じ、

    仲買人としての誇りを胸に、地域を背負って立つことを誓います。

    お客様の声を大切に宮古の最高素材を丹念に磨いて、

    世界の食卓へお届けします。

    私たちは

    絆と知恵と汗と工夫で宮古から世界へ挑みます。

     

    ~宮古プライド~

    宮古 チーム漁火 会長 鈴木良太

    2014年7月22日

    イカに惚れる。

    最近。

    また、イカに惚れてきた。

    やばい。

     

     

    この間の夜釣りで水揚げされたイカちゃん。

    やばい。

     

     

    イカちゃんが綺麗過ぎる。

    やばい。

    そんな今日は、呑むしかない。

    仲間と呑みに行って来ます。

    イカ王子☆

    2014年7月18日

    あの時の想い。

    二週間ほど前の日曜日の風景。

    震災後も変わらない。

    藤原のお祭り。御神輿で町内を回る子供達。

    震災があった場所でこのような風景が見れるのは感慨深いし、何だか見ていて力が湧いてきた。

     

     

    昨日は久しぶりに宮古魚市場へ。

    イカちゃんが水揚げされた日があったらしいのだが、最近は市場に行く余裕がなかった・・・。

    これでイカ王子と言えるのか。。。

    定置網で水揚げされたイカちゃんは数える程しかなかった。

    俺はもってねぇ。

    きっと、運を全て台湾に置いて来たんだろう。。。

     

     

    まだまだ、小さいイカちゃん。

    可愛すぎる。

    嫁も、私の影響を受け、最近では「イカを飼いたい!」と言う。

    それはそれはスケールの大きい話で。。。返す言葉に困ったイカ王子。。。

     

     

    昼釣りのイカちゃん。

    ここ最近、少量だが顔を出すようになった。

    いつ見ても、この並んだイカのテカり具合。

    カッコええ。

     

     

    こちらは、宮古の夏の旬。「生うに」。

    今年は値段がじぇじぇじぇって感じで。

    ついに一回も出来なかったなぁ。

    味は相変わらず、最高です。

     

     

    こちらはワラサでございます。

     

     

    ワラサとは、ご存知の通り「ブリ」の小さい物でございます。

     

     

    こちらは「サバ」です。

    青物が大好物な私は、このキラキラの青を見た瞬間に。

    たぎります。

     

     

    すっかり当たり前の日常になった宮古。

    もしかしたら、被災地にいる自分達があの震災の事を忘れているんじゃねぇか。

    震災の事を忘れていると言うよりも、震災後にあった夢が薄れているんじぇねぇか。

    被災して、立ち直る事が出来たら、こうしたい。ああしたい。

    そう言う想いや夢があったと思うんだ。

    果たして、少しでもその想いに沿った事をやっているだろうか。

    日常の忙しさのせいにして一歩踏み出せてねぇじゃんって。

    もっとやらねぇと。

    もっと踏みださねぇと。

    そう自分に言い聞かせてたら。

    ほら。ちょうど雨があがって、晴れてきた。

    やっぱり。宮古の未来は明るい!

    イカ王子☆

    2014年7月11日

    行ってきます!

    荷物5人分。

    共和水産の玄関がちょっとしたバック屋さんみたいになってる。。。

     

     

    23日(月)からチーム漁火で台湾に行って来ます。

    フード台北に出展します。

    そうは言いながら、一週間って、ちょっと長いな・・・(笑)

    漁火メンバーの色々な部分を見たいなと思ってます。

    あとは、デザイン会社の馬場社長も来て頂けるので、今後の作戦も立てたいと思ってます。

     

     

    まだまだ、こっから。

    一番おもしれぇグループって言われるように。

    絶対、かき回す。

    そうじゃないと、変わんねぇ。

    変えるんだ。宮古を。

    それでは、行って来ます!

    イカ王子☆

     

     

    2014年6月20日

    宮古 チーム漁火。

    やっと。

    『宮古 チーム漁火』始動。

    来週の月曜日から一週間、台北で行われる

    「FOOD TAIPEI 2014」に漁火メンバーで行ってきます。

     

     

    もっとアクションを起こしたい。

    もっと次に繋がる役割をしたい。

     

     

    やっぱり次の奴等が踏ん張らないと。

    何も変わらない。

    強くそう思う。

     

     

    何かを変えたい。

    そう思った震災があったから。

     

     

     

    「宮古」にはこんなに「旬」がある。

    『うに』

     

     

    『いくら』

     

     

    『さんま』

     

     

    『いか』

     

     

    宮古プライド

     

    目指すのは、熱く大海を照らす漁火。

    私たちのアクションが漁火となり、人々の心を引き寄せ、

    宮古の水産業を盛り上げて行きたい。

    宮古の未来は豊饒(ほうじょう)な海の恵みを使った

    ”ものづくり”にあると信じ、

    仲買人としての誇りを胸に、地域を背負って立つことを誓います。

    お客さまの声を大切に宮古の最高素材を丹念に磨いて、

    世界の食卓へお届けします。

    私たちは

    絆と知恵と汗と工夫で宮古から世界へ挑みます。

     

    宮古 チーム漁火

    会長 鈴木 良太

    2014年6月16日

    『記録』

    創業30年目。

    記録を更新。

    記録は破られる為にあるんだ。ってホントに思った。

    5日(木)19時の写真。

     

     

    そして、今日も。

    明日も。

    夜遅くまで。

     

     

    爆発どころか噴火した。

     

     

    KYOWAの「いかソーメン」が。

    コープネット事業連合様の企画にて。

     

     

    一撃、10万4千食。

     

     

    すげぇ。

    ハンパねぇ。

     

     

    こんなに数量がハネたのは初めて。

    遅くまで残ってくれる社員、従業員が非常に有り難い。

    新工場に移った、数ヶ月前から衛生面で苦労し、皆で地道に努力して積み重ねてきた。

    その結果が数字で跳ね返って来た。

    創業当初からの地道な努力と、今いるメンバーの地道な努力が生んだ結果だと思う。

    やっぱりTEAMで戦う事が大好きだ。

    水揚げが寂しいこの時期に、商品の数量が爆発して大忙しなTEAM KYOWA。

    もっと「商品」を作ろうって。

    そう思った瞬間。

    従業員の皆、あと2日間宜しくお願いします。

    記録更新。

    おめでとう、TEAM KYOWA!

    とりあえず、今夜も戦争だ。

    いかソーメンの個食では絶対負けたくねぇ。

    そう言うスピリッツをもっと持って、これからも戦う!

    イカ王子☆

    2014年6月6日

     

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