冬の風物詩
宮古の冬の風物詩。
「新巻き鮭」
昔から民家などの軒先に11月下旬から翌年2月頃までぶらさがっていて、
古くから親しまれた光景です。
最近では魚離れや少人数の家族が多くなり1尾で購入する方も少なくなっているとの事。
このぶらさがっている鮭の尾の方から切り、焼いて食べます。
最後には鮭の頭だけが下がっている状態。
昔、冷凍庫等の保存施設がなかった時代、宮古沿岸、河川で漁獲した鮭を長期保管し、
尚且つ美しく食べる為の先人が完成させた素晴らしい技術。
弊社でも「新巻鮭」は作るんです。魚屋さんやスーパーなどには卸していません。
いつも言いますが不気味な会社です。(笑)
社長の知り合いの建設関係、土木関係を始め、共和水産と取引のあります、銀行、資材屋
などの注文でいっぱいです。お陰様ですでに約180本完売です。
弊社は「イクラ」もそうなのですが、熱烈な「共和水産」ファンがおり、毎年決まった注文を頂きます。
毎年、このお客様と弊社従業員一同の為に丹念に作ります。
現在は次の220本の鮭を干しています。
1尾箱入れ販売が基本ですが、切身での注文も可能です。
色々な会社が作っており、同じ「新巻鮭」でも微妙に違うんです。そう言うトコロも良いですよね。
こう言った「風物詩」は絶対なくなってはいけないモノだと思います。
それでは、また明日!
イカ王子☆