三陸宮古の美味しさを全国へ 共和水産株式会社

『海』あってこそ。

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『魚』が少ねぇ・・・。写真が・・・。もう、そう言う時期か。そんな朝。

朝、「丸友しまか」の島香さんと「魚がないねぇ。って言う事はネタがないねぇ。」と二人でボヤく。

『魚』だけでなくてブログも気にしちゃう・・・。それだけ皆様に『宮古』をお伝えしたくて。

共和水産は月曜日から土曜日まで、ずーっと「イカちゃん」を相手にしている。

本日はこの商品の生産!「屋台風焼きいか」。

去年の春頃、特売をしてからすっかり脚光を浴びた、この商品。やっぱりキッカケだと思った。

味は良いのにハマらない。いつ廃盤になるか。そんな時・・・。爆発した。

しかも、広島を中心とする中四国地方。

西の地方はスルメイカの文化が薄いんです。

最近は良くスルメイカの商品を見かける様になったが、「スルメ」と言うと皆、干したモノを言う。

ヤリイカや甲いか系統が主流の為、「真いか」と言っても通じなかったりもする。

食文化が色々ある中で、『三陸』・『岩手』・『宮古』の商品を売らせて頂いている事は有難い。

本日の15時頃。まだイカの山。。。

商品によって様々な作業がある。

じーっくりと、たまり醤油ベースのタレの中へ。

120g。食べきりサイズ。年々、単身赴任が多くなり、家族が少なくなり、原料価格が高騰。

価格を合わせるには商品の量目を少なくするしかない。

日本でイカは一番食べられている『魚』。

一番食べられていると言う事は、イカを扱う会社が多いのも事実。

味、価格、量目などで商品は決まるが、やっぱり最後は『産地感』だと思う。

ストーリー性ってやつ。

『宮古』の海があってこそ。『魚』があってこそ。

自分の足で朝、魚市場に出向いて『魚』を見て改めて思うんです。

『魚』は強いなぁって。なんだかんだ言って時期には来る。

年々、水揚げ時期がズレてはいるが、それでも最後には来る。

震災で工場や船などは破壊されたが、自然は残っている。

自然の災害によって、悲惨な目にあったが、その自然によって仕事が出来ている。

こればかりは海に携わる人達の務めみたいなものだったりもするんだろう。

そんな『海』にさぁ、俺は足向けて寝れないよ。『海』がないと『魚』がないからさぁ。

そんな『海』にリスペクト。

本日は「ワカシの会」の新年会!活きのいい、『魚屋』の若い世代の会です。

『魚屋』は『酒』あってこそ(笑) うん。それでいい。と言うか、それがいい!

来週も、『宮古』そして『魚屋』から元気を届けます!

イカ王子☆