三陸宮古の美味しさを全国へ 共和水産株式会社

『おさかなの食品工場』

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本日は宮古魚市場は休市。

そして、雪かきからのスタート。

魚屋さん達せっかくの休みなのに、雪かきとか可愛そうだなぁと思いながら私も会社の雪かき。

先月もそうだが、2月もモノの動きがイマイチ。

営業は私だけなので、売りが弱い時は意外に肩身の狭い思いもしたりする・・・。

年明けはいつもこうだ。と言うが、完全に言いわけ・・・。

地元の水産会社は皆そうだが、経営者が買付もし、営業もしている。

社員を雇えば?と言っても人件費がなかなか出ないのが現状だったりもする。

そんな時、嬉しい追加が・・・。

東北サンネット(東北6県の生協共同購入)。で販売の「いかそうめん」!

東北は4食入り。

首都圏などは2食入りが定番だが、東北は4食入り。

これは家族数に合わせているんです。東北は3~4人家族が多いのです。

家族が多いって素晴らしい!

金属探知機、重量チェック、X線を通り箱入れへ。

震災後の東北の伸び率が良い。

やっぱり東北。大好きだ。

もっともっと東北でウケる商品を作りたいと思っております。

と言うのも、東北はイカの消費が多い。酒呑みが多い証拠。日本酒もイイのが揃っている。

この「イカ太郎くん」のダンボールが宮城県へ羽ばたきます。

新工場へ向けて4月に着工予定です。毎日、色々な業者が来ております。

新工場の建設が決まってから、まぁ言われますよ。「凄いですねぇ。新工場。」って。

凄さ半分、おちょくられているの半分なのかな?わかんないが(笑)

でも、いつかはやる事だと思っていたのも事実。

私は正直迷った。今の弊社の規模は非常に中途半端。

今より大きくするか、内容を濃くして小さくするか。

どうしても、今の食品工場は「それなり」のハコじゃないと認めてもらえないんですよ。

ただ、補助の話を聞き約30分で決めた・・・。

「やる」。「やりてぇ」。

思わず、その足で麻雀終わりの弊社の社長・竹田工業の社長に「俺、やりたい」って言ってた。

誰にも相談しなかった。誰かに責任を負わせたくなかったし、やっぱり自分で決めたかった。

結果、今の工場よりもだいぶ大きい工場になる。

原発の影響などで被災地のモノも売れない時だったが、産地でモノを作って発信したいと思いの方が圧倒的に強い。と言うかそれが作り手としては健全だなぁっていつも思う。

天狗になっている訳ではないが『宮古』をどうにかしたい。役に立ちたい。

そう言う志が良いモノを作るし、魅力のある会社になって行くんだと思っている。

この素晴らしい町『宮古』に。あってもいいと思うんだ。

「おさかなの食品工場」。

水産ってこんなに素晴らしいんだって。言ってやろうよ。

『魚』の工場って汚いイメージ?そう言う人こそ見に来てよ。新工場に。

明るい未来を語らせるとねぇ。長いのさ。この辺で・・・。(笑)

イカ王子☆