三陸宮古の美味しさを全国へ 共和水産株式会社

「その一歩」。

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3月11日の東日本大震災にて亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

2年前。

地震が起きたその夜。星がすげぇキレイだった事を覚えている。

こんな事がホントに起こるもんなんだ。

何をどうしたんだ。

何か悪い事をしたのか。

このやり場の無い、怒り、苦しみ、悲しみをどう表現したらいいのか。

共和水産の大事な仲間達も。

國洋 山田工場。

遠藤水産を探しに大槌へ。

栄治さん、会社まで行けなかった。ごめん。

戦争が起こったのか。

グッと奥歯を噛んで眺めた風景。

何でもっとこうしてくれないんだ?なんでもっと早くしてくれないんだ?

人のせいにばかりしたくなった、震災後。

でも、やっぱり最後は自分達の事は自分達で守らなきゃねぇって実感した。

大好きな故郷や自分の仲間達が悲惨な目に合い、黙っていられなかった。

大槌にて大量の出荷を控えていた共和水産の商品。

工場は無事だが、多額の在庫を流され、あとに引けなくなった自分がいたのも事実。

でも何か問われている様な気がしたんです。

次世代の奴らがやれよ。って。

違う事するチャンスだよ。って。

色々とこの震災がきっかけで食品業界は大きく変わった。

原発の問題だってある。売り場を他地域にシフトされ、もとの売り場がなくなったのも現実。

でもね。これが現実なんだって。

いつまで嘆くんだ。俺はそれを辞めた。

前に進もうって。

共和水産がやる事で何か明るくなって希望が持てればいい。

作り手が嘆いてモノを作れなくなったら終わりだ。

そんなこんなで色々な想いを乗せてやる。

良太。いいか。おめぇは一歩どころじゃねぇ、三段跳びでやれ。

父親同然の竹田社長からいつも頂くお言葉。

歩いても走ってもいいんだ。前に進めば。「その一歩」を踏み出す勇気。

もう後には、過去には、俺は戻らねぇ。

やったる。

なんだか、メラメラくるんです。

そうだ。ブレない自分。

きっと、明るく元気な『宮古』が、すぐそこにあるんじゃねぇかなぁ。

そう思うと頑張れるんです。頑張っている『宮古』の人達を見て更に頑張れる。

家族や大好きな人の為に一生懸命働きましょう!

みんなでさぁ、素晴らしい『宮古』を!

『宮古』から、元気を届けましょうよ。

イカ王子☆