三陸宮古の美味しさを全国へ 共和水産株式会社

『スタートライン』

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やっとスタートラインに・・・。

5月8日(水) 「共和水産藤原新工場」の地鎮祭。

ここまで辿り着くのが、すげー長かった。

地鎮祭の時、色々思い返し少し泣きそうになっていた自分。(笑)

泣くツボなんて一つもなかったが、自分の「工場やる!」の一声に協力して下さった方々、従業員達の顔や背中を押して下さった言葉が頭の中でずっと思い出されていた。

地盤が悪く、設計変更をし、半年ずれ込みました。

未だに言われる。

「津波来たらどうするの?」

ご存知の通り、

藤原の水産加工団地も東日本大震災で、全壊だった場所。

んー。

正直、その質問、もう飽きた・・・(笑)

別に、根性論じゃない。

ムキになっている訳じゃない。

トータル面で判断した結果。

水産の工場を建てると言う事は色々と問題が出る。

そんな色々な結果を踏まえ、出した結果。

あとは・・・。

やっぱり、海の近くになきゃない。

逃げんのか?

俺は逃げねぇ。

共和水産も逃げねぇ。

『宮古』の水産、皆様と一緒に戦って行く姿勢。

前の3人。

左から共和水産社長、竹田工業社長、私。

これが、私の二人の父。

川の近くなので、寒かった。。。

来て頂いた皆様が、「新巻きを作るには最高の場所だなぁ。」と言う。

なんか、面白い光景だと思い、少し笑えた。

隣りが造船所なのだが、バックに船があると水産っぽい。

と言うか水産の会社なのだが・・・。

いかにもって、やーつ。

もちろん、イカソーメンも。

皆様からたくさん頂戴致しました。

いつも言っているが、

『宮古』と言う大好きな故郷を、『宮古』の『魚』を通して伝えたい。

『宮古』の為に頑張りたい。

これから先、『魚』と言う食べ物はもっと加工された形で流通する。

そんな『魚』を作る工場は産地になくてはならない。

しかも、大手の大メーカーの工場ではなく、地場の工場だと思うんだ。

何が違う?

やっぱり故郷を知っている愛情がある。

『宮古』には鮮度の良い『魚』が水揚げされている事を皆様知っていますか?

俺は、共和水産に入って知った・・・。(笑)

食卓に『魚』があるのが普通だと思っていたから・・・。

そんな普通が、一歩外へ出れば普通ではなくなる。

贅沢になる。

そんな『魚』を伝えたい。

来週から杭(くい)打ちが始まります。

『宮古』感いっぱいの工場にします。

夢と希望しかないけど・・・、

そんな共和水産を今後とも宜しくお願い致します。

来週も『宮古』から元気をっ!

イカ王子☆