三陸宮古の美味しさを全国へ 共和水産株式会社

イカ屋のプライド。

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来たと思ったら、パタッといなくなった。

そもそも、人間はわがままだ。

漁が多い時は見向きもしない癖に、無くなれば欲しがる。

失礼な言い方かもしれないが、イカはいつもあるもんだと思ってた。

イカの良い所はそこ。

だから、価格もリーズナブルだし、常に人気の魚種。

最近、色々と考えさせられる。。。

本日の買い定置網のイカちゃん500kg。

この時期に500kgしか買えないのは異常だ。

この鮮度感。

わかる人は唸るでしょう。

共和のスルメの盛漁期はずっとこう。

良いモノを処理して来たから、変なイカは買えない。

共和の工場には常にグレードの高いイカを届けたい。

それが、工場で働いている従業員達へのメッセージだったりもする。

俺等はイカ屋だから。

格好良く言えば。

イカで会話している部分もある。

今年は不漁、そして高騰。

「こんなに高いスルメ買えねぇよ。」

嘆く声を毎日聞く。

スルメだけでは無い、サンマ、サバも同じ状況。

でも俺等はイカ屋だから。

価格が高くても買えなくなったら終わり。

どこかで、宮古のイカ屋ってプライドは持っている。

だから、瞬間が来たら絶対買う。

だって、それしか道はないんだから。

イカ王子☆