『戦い』
昨日は珍しく二人の父と私の三人で酒を呑んだ。
実の父はもちろん一人だが、もう一人私を本当の息子の様にしてくれる社長がいる。
実の父である、弊社の社長からは新工場の設計で「最後の戦い」だと意気込んでいる姿を見て。
背中を押される俺。
もう一人の父親同然の竹田工業社長から、「おめぇの為に戦う」と言って助けてくれる姿を見て。
背中を押される俺。
二人の父親の商売に対してのパワーがハンパない。
俺への期待値。
正直、不安もあるが、なんだかプレッシャーすら楽しく感じる。
開始30分くらいで何を言っているかわからなくなった、二人の父(笑)
そんな二人の父が最高に可愛く感じる時もしばしばある(笑)
私に言ってくれる言葉に凄く愛情を感じる。
今日は少し二日酔いだったが、それすら今朝は心地よく感じた。
やっぱり、光を灯したい。
新聞などでも良く見る。水産業の衰退。
実際、私も水産に携わっている人間だが年々その問題を強く感じる。
水産業に携わっている人は皆、この現状をもちろんわかっている。
大幅な水揚げの減少。そもそも魚が売れない。
そんな中でも水産パワーみたいなので、皆ここまで頑張っている。
頑張っていると言うか踏ん張っているの方が正しい。
今は、我慢だ。
ここを乗り越えれば絶対、来る。
いつまでこの暗くて長いトンネルが続くかはわからない・・・。
いつも言うように打開するのは結局、自分達。
何を仕掛けるかで、3年後・5年後・10年後の企業体が大幅に変わると思う。
逆に今はすげぇ大事な時期だったりもするんだろう。
震災前の年の写真を引っ張り出してきた。
『魚』ってやっぱりいいよね。
このダイナミックさと鮮度感。
計算機ではハジケない「何か」があるのが面白い。
別に『魚』をたくさん買おうとは思わない。
量を求めるのは、この水産は難しい。
質が大事だと常に思う。
かと言って、新工場では今よりも取扱い量は増えるが、質>量のスタイルは崩すつもりもない。
今を見る自分、先を見る自分。多面性を持つ大事さ。
昨日の竹田社長と強く握った手で感じた。
もっと、やる。出来る。
もっと、飛ぶ。
二人の父親も良く使う言葉。
「戦い」。
戦いに勝たなきゃない。
誰かの為に頑張るってなかなかないが、二人の父親の為にも。
俺は、頑張る。
二人のパパ。いつも有り難うございます。
さぁ、来週から4月!
逃げないで、頑張る!
イカ王子☆