三陸宮古の美味しさを全国へ 共和水産株式会社

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  • 宮古の魚を台湾へ。

    先月に台湾に行って来ました。

    実は今年の始めにとある出会いから台湾向けの提案が再始動しました。

    台湾の台北市で岩手県の食材と日本酒にスポットをあてた日本酒Barをオープンさせたいと言う話があり、

    水産物をイカ王子にお願いしたいと有り難い話でした。

     

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    『三陸岩手』と力強く入っている。

    これを見た瞬間に一気に熱い感情が芽生えました。

     

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    店内には暖かい光があり。三陸岩手に台湾が光をくれた。

    そんなメッセージ性も私には感じました。

    凄くスタイリッシュで店の外からもその光に立ち止るお客さんもたくさんいました。

     

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    まだ生鮮物は色々と難しく、冷凍物での提案をさせてもらいました。

    漁火のメンバーに作ってもらった商品をNSOに送りました。

    絶対一人では出来ない。まさに漁火の強みが発揮された瞬間でもありました。

     

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    私もキッチンに立たせて頂きました。

    もともと飲食店で働いていたので、この雰囲気が大好きです。

    若干なんちゃってシェフみたいになっているかもしれませんが、そこは許してください。

     

     

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    日本酒にピッタリです。

    『うにいか』

     

     

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    『吉次の塩焼き』

    ライムを添えているのも台湾らしさです。

     

     

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    『真鱈フライ』

    野菜と香草を乗せているのはNSOアレンジ。

     

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    私が伺った日にこんなパーティーもありました。

    私の名前も入れて頂き、更に熱い感情が芽生える。

     

     

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    言葉は通じないけど。

    Tonyさんの想いが凄く伝わった。

    お互いの見ている方向も一緒だった事が嬉しかった。

    私ももっとこのNSOに水産物だけではなくて、調理の仕方や提供の仕方、そして文化も伝えたいと思った。

    水産物を送って、料理して提供するだけではなくて、台湾と宮古の交流のきっかけにもなれば良い。

    そう言ってくれるTonyさんの言葉で私の中の宮古と台湾の距離が縮まった。

    凄く熱くなり岩手のソウルフード「ひっつみ」も台湾で作った。

    ミナト君、蘇ちゃん、藤原さん。チーム城錦のお陰で宮古の水産物が台湾に辿りつきました。

    ホントに有り難う。

    距離は縮めることは出来ないけど、想いは縮めれる。

    また早く皆に会いたいな。

     

    イカ王子

    2017年7月18日

    ここでやる覚悟。

    震災から6年。

    復興に向け、進み始めの段階では、労働者もたくさんいると思っていた。

    海の資源もまだまだたくさんあると思っていた。

     

     

     

    町の復興が進んで行く中で宮古の基幹産業の水産業界は年を追うごとに厳しい現状が待っていた。

    どこの産業でも同じ問題だが、労働者不足。

    そもそも魚の水揚げが無い。

    とてもじゃないが加工出来るような価格ではない高値でセリ落とされる魚を見ている事が精一杯。

    北海道・八戸などの買い付けが止まらず、鮮魚で陸送される為、地元には魚が残らない。

     

     

    どこの産地も同じ状況。

    嘆いていても何も始まらない。

    この水産業は大きな変化が必要とされている。

    宮古は他の産地に比べ、まだ船が集まっている今、何かをしないと。

    魚種の変更や、商売スタイルを変えるのは早々簡単なものではないが、

    もはやまった無しの状態だ。

     

     

    宮古と宮古の海が大好きだ。

    水産業に携わっている以上、この海で宮古を発信したい。

    限られた魚しかないのなら、限られた魚でより付加価値が付いた商品を作りたい。

    「食」と言う事に置き換えればまだまだ自分に出来る事はたくさんある。

    故郷の宮古で行くって。やるって決めたから。

    魚が来ないなら、こっちから行ってやる。

    前のめりな3月11日でした。

     

    イカ王子☆

    2017年3月11日

    魚屋達の熱い一日。

    宮古の魚の売り場はこのままではいけない。

    これは魚屋の私達以外の宮古に住んでいる方々も感じていると思う。

    やっぱり魚の鮮度と小売りの元気はリンクしないと私はダメだと思っている。

    私達の水産業は宮古市の「食」に携わる大きな大きな役割を果たしている。

    この「食」があることで観光業も更に盛り上がる。

    宮古市は「食」=「水産」

    この町は紛れもなく水産の町なんだ。

    7月10日(日)オープン

    「宮古 海の産直 きとがんせ」

     

    宮古市の水産加工会社の、おがよし・かくりき商店・川秀・佐幸商店・柳沢商店・共和水産が連携し、今回販売店舗を行う事になりました。

    宮古チーム漁火の枠も飛び越えて、年齢の枠も超え、ただ宮古の魚売りをもっと発展させたい。

    宮古の町を元気にしたい。そんな想いで各社が毎週の様に意見を出し合い、ここまで辿りつきました。

    私達は水産加工会社なので、物売りはド素人。

    そんなたどたどしさも新鮮で良いと店内で声出しをしながら感じていた。

     

     

    それでも皆、商品の作り手。

    熱度は絶対負けていない。自分達で末端価格を付けると言う事がほとんどなかったから、凄く新鮮でもあった。

    どんな価格帯が良いか、どんな商品ラインナップが良いか。

    野球の打者で例えるなら、四番は何が良いか?下位打線は何が良いか?

    各事業者が知恵を出し、宮古の皆を喜ばせたいと取り組んだ。

    オープン1時間前からのこの行列。

    雨降りが続いた宮古なのに。

    何故かこの日は燃えるように熱くなった。

     

     

    まだまだ改善する部分はたくさんあるけど、お客様の喜ぶ顔が見れて良かったと純粋に思う。

    そして何よりも自分達が楽しかった。

     

     

    実は私は今回は主役ではありません。

    そうは言いながらも一番先頭を切って声を出していたと様々な方に笑われた。

    今回の自分の役割はわかっている。

    どれだけ声を出して、バカが出来るか。恥ずかしい事を積極的にやれるか。

    そして商品ラインナップの所で細かな調整をし、全体の見栄えを良くするか。

    宮古は閉鎖的で足の引っ張り合いをする所がある。

    逆に言うとそれだけの古い伝統がある。先代の方々が守って来てくれた物がたくさんある。

    それでも宮古の魚屋で意見が一致している所がある。

    宮古市内の魚の売り場はこのままではダメだ。

    それなら、流れを作ろう。流れは自分達で作るものだから。

    足を引っ張り合うのではなく、自分は宮古の水産業を引っ張って行きたい。

    同じ熱がある事業者の方々ともっと絡んで宮古の水産業を盛り上げたい。

    前に進んでいると確実に実感出来た。2016年7月10日でした。

    たくさんのご来場、誠に有り難うございました。

    今週の17日も営業です。

    それでは東京に行って来ます。

     

    イカ王子☆

    2016年7月12日

    カテゴリ:

    漁火アメリカンドリーム。

    3月6日~8日に行われた、「Seafood Expo NORTH AMERICA2016」に参加する為にアメリカのボストンに行って参りました。

    共和水産の藤原工場では米国HACCPを「いかそうめん」で取得したこともあり、初のアメリカ進出。

    東北では弊社だけです。日本からは10社のみ。

    HACCP認定がないとこのジャパンブースのステージには立てません。

     

     

    日本の食品は安全・安心に気を使い、労力・コストをかけ更に品質向上をしようと日々努力している食品会社がたくさんあります。

    それなのに日本は食べ物の値段が安いです。

    なおさら水揚げの減少や原料高となると私達の様な水産加工会社は年々良いニュースが無くなります。

    せっかくHACCPを取得し労力・コストをかけたのだから、1円でも高く売りたい。

    その為の認定なのではないだろうか?

    と自分自身に言い聞かせながら、藤原工場での取得を決断しました。

     

     

    さすが世界最大級のシーフードショー。

    「質」が違います。食べ物の見せ方や発信の仕方。

    衛生的なのは当たり前で商談の際は戦略的な所も垣間見えアジアとは全く違ったイメージを受けました。

     

     

    アメリカ、カナダ、中国、台湾、香港、ブラジル、シンガポール、マレーシア、モロッコ、ブルガリアなどなど、

    世界各国のバイヤーさんやシェフの方々と商談をさせて頂きました。

     

     

    KYOWAのいかそうめんを試食して頂きました。

    たくさんの方に美味しいと言って頂き、そして可能性もあると言って頂き、更にはこの技術を売ってくれないか?

    とまで言われました。

     

     

    LAの日系スーパーにはトライアル出荷も決まり、現在ではNYの飲食店と商談中など様々な収穫がありました。

    KYOWAのいかそうめんが世界の『Squid Sashimi』になる可能性だって十分にあります。

     

     

     

    私はアメリカ進出は若者に対しても夢を与えられると思っています。

    そして自分自身もっと夢をみたい。

    震災後は特に、

    「やりたいを辞めたくない」

    自分がやりたいことを積極的になることで繋がりも増え、新しい道が開けたように感じます。

    こんな私の思いに一緒に付い来てくれた漁火のメンバー。

     

     

    東京に行くのとは訳が違う。

    お金だって時間だってかかる。

    私がアメリカに挑戦したいと言った際に、二つ返事で一緒に行くと言ってくれた漁火のメンバー。

    「一緒に行って漁火のフライキ掲げよう!」

    そう言ってくれる仲間が自分にはいる。

    商談させて頂いた全世界のバイヤーが美味しいと、「excellent!!」とまで言ってくれた

    「いかそうめん」を一生懸命作ってくれるKYOWAの従業員達もいる。

    一人じゃなくて皆で戦っているから面白い。

    圧倒的に大変な時の方が多いけど、噛み合った瞬間にその苦労が解き放たれる。

    また皆で戦いたいと思う。その繰り返し。

    どうなるかはわからないし、自分のキャパもある。

    KYOWAとしての国内でのカップ商品の販売拡大。

    漁火の活動。イカ王子プロジェクトも。

    「やりたいを辞めたくない」

    アメリカは夢を見させてくれる大きな大きな市場でした。

    漁火でアメリカンドリームを掴むんだ。

    イカ王子☆

    2016年3月24日

    イカ王子ブランド始動。

    商品開発・企画をする時に、共和水産でも漁火でも自分の中で決めているルールがある。

    これはやる・これはやらない。と言う自分の中での緩いルール。

    常にそのルールを意識しながら共和・漁火の商品開発と企画をしている。

    基本的にたった一人で商品開発していると言う楽しさと優越感はある。

    しかし、開発している中でもその仕事が辛くなる時が多々ある。

    ただ、商品になり走り出した瞬間にその辛さから解き放たれて忘れる。

    そしてまた商品を開発する。

    その繰り返し。

    たくさんやりたい事がある中でも一番挑戦したいと思う事が昨年くらいからあった。

    それが「イカ王子ブランド」の立ち上げ。

    イカ王子と名乗っている以上、商品を作りたい、想いを魚で伝えたいと。

    日に日に思った。

    いよいよ始動。

     

     

    宮古の魚を信じている。

    宮古の発展はやっぱり水産業だって。

    そう信じている異業種のメンバーや共和水産の皆に協力して頂いてやっと辿り着きました。

     

     

    今回はソロと言う事もあり型にハマらずに、自分のやりたい事を徹底的にやれるブランドにしたい。

    何よりも自分が一番楽しみたい。

    そう思っています。

    あえて、いか屋のプライドを持ってここで出す商品もあれば、新しいタイプの商品も作りました。

     

     

    明日からの10月3日(土)・4日(日)の宮古市の産業祭りにてブース出展しています。

    是非、お時間ある方はブースにお立ち寄り下さい。

    ブースイメージもこだわり、振り切った感じに仕上がっています。

    一人では到底ここまで出来なかったのですが、協力してくれた皆様、

    私の考えた商品を一生懸命生産してくれた共和水産の皆、有り難うございました。

    先週くらいからやる事に追われてバタバタでしんどかったですが、

    どこか高校生の文化祭の準備みたいで凄く充実感があり楽しかったです。

    まだこの年でこんな仕事が出来る事が幸せですし、

    もっとこんな仕事したいと思わせてくれたブランドです。

    この大好きな宮古の海でもっと遊ぶんだ。

     

    イカ王子☆

    2015年10月2日

    小さいイカが教えてくれた事。

    お久しぶりです。

    底曳き網(トロール)船が9月1日よりスタートしました。

     

     

    イカ業界は今年は良い話がなかなか無い。

    各地の水揚げの遅れ、イカ自体の成長の遅れ、そして国内の冷凍原料の品薄感と年々イカ業界も

    原料確保に四苦八苦している。

     

     

    ラウンドサイズでアベレージ110~140g。

    この時期にこんなに小さいイカが獲れるのも珍しい。

     

     

    イカの加工サイズはだいたい250gUPが主流。

    まだまだ小さすぎる。

     

     

    魚はサイズが小さくなると手間がかかる。

    特にこの手のサイズは通常のイカの倍手間がかかる。

    それなのに加工賃は倍にならず、むしろ安くなる。

    それでもこのサイズも商品にすれば人気で売れ筋になる。

    純粋に食べやすくて柔らかいから。

    作り手は自分の手間ばかり考えてラクな方に行こうとする。

    効率やコストを考えれば当たり前だ。

    それでも資源が確実に無くなっている今、サイズどうのこうのを嘆いていてもしょうがない。

    むしろこのサイズのイカで売れる商品を作らないとダメなのではないか?

    トロールが開始してこの3日間そんな事を考えながら、相場を見ている。

    中身を知り、年数が経つ度に守りに入ってしまう。

    自分の中でもっと突き抜けた商品を作ろうと。

    このサイズのイカが自分を奮起させてくれた。

     

    イカ王子☆

    2015年9月4日

    FOOD台北2015に出展して来ました!

    6月22日~26日まで宮古チーム漁火で台湾に行って来ました!

    昨年に引き続きFOOD台北にて出展して来ました。

    昨年は台湾初と言う事もあり、何もわからない強みを生かして、お祭り的に試食をたくさん出しました。

    今年は台湾の輸入規制の問題、そして自分達が台湾に慣れたと言う事もあり、試食無しの商談一本勝負にしました。

    効率は今年の方が遥かに良いなと思います。

     

     

    日本の代理店とのパイプも台湾現地で出来ました。

    そして、漁火メンバーの中で2社、台湾に以前から「イクラ」を輸出しているので、

    そのお客様とも直接会えた事も良かったと思います。

    商談の度に商談シートに記入に、名刺と一緒にホッチキスで止める。

    日本に帰って来てから枚数数えましたが、40枚程度あります。

    その他に名刺もたくさん。

    私は脈あり・面白そうな取引先・面白そうな人の名刺には小さい印を付けるようにしています。

    この中からお宝が出るのか?出ないのか?はこれからのお楽しみです。

     

     

    漁火小瓶4種セット。

    今年のお中元から国内で展開しています。

    国内では思いの他、売れ行きが良いです。

    漁火の営業・企画・開発担当の私が言うのもなんですが、ここまで売れるとは思っていませんでした。

    会長の私でも想像のつかないくらいに漁火の振り切った時のパワーはハンパないんです。

    嬉しい事に、台湾でもこのギフトに興味を持って下さる方が多かったです。

    台湾では丸い物は縁起が良いとされているとの事です。

    丸にこだわったけど、台湾まで意識していないのに・・・

    「やっぱ俺ら持ってるな。」

    と台湾でもポジティブ漁火が全快でした!

     

     

    台湾の水産物は「北海道」の魚が当たり前のように売っています。

    やはり北海道ブランドは絶大たる人気です。

     

     

    私達は何を謳えば良いか?

    漁火は昨年から台湾に行ってからそう自分達に投げかけています。

    北海道にはあるけど、宮古には無い。

    無い物を嘆いていても何にもならない。

    だって無い物の方が多いから。

     

     

    意外に答えはすぐ出ました。

    それは「品質」です。

    私達は宮古の「品質」でもっと勝負すべきです。

    水揚げから加工までの一連の流れは自信があります。

    これは漁火が浜の買いから末端加工まで出来ると言う漁火の強みでもあります。

    「市場の衛生管理」、「鮮度の良い、品質の良い魚を買える」、「すぐそこに工場がある」、

    「すぐ加工出来る」、「衛生的な工場で最終加工まで出来る」、「細菌自主検査・放射能検査機器もある」

    魚を見せようとし過ぎて、どこか自分達で勝手に二番手になろうとしていた。

    私達が生活している、熱を持って魚で仕事している事をもっと見せればいい。

    伝えるのではなく、見せたい。

    そう強く思います。

    田舎だからと言って決して臆する事はなんです。

    この田舎にしか出来ない事がいっぱいあるし、この田舎が良いと台湾の方々も言っておりました。

    まだまだ何かが出来そうだと漁火は考えます。

     

    通訳のレイブンさん・馬場社長・黒木さん・阿部社長・宮古市の行政の皆様・植田先生、その他たくさんの方々とご協力有り難うございました!

    今年も無事にFOOD台北を終了する事が出来ました。

    今後とも宮古チーム漁火を、そして宮古を宜しくお願い申し上げます。

     

    ~宮古プライド~

    会長 鈴木 良太

    2015年7月11日

    漁火のスタンス。

    この時期は、新年度を間近に控え何か新しい出会いがあるんじゃないか?

    何歳になってもそんな気持ちになる時期です。

    宮古に春の訪れを告げるイサダ漁です。

     

     

    「ツノナシオキアミ」が本当の名前。

    エビみたいですが、エビではありません。アミ目です。

    餌やせんべい、ふりかけ、キムチに使用され、栄養価も高いイサダ君です。

     

     

    2週間ほど前、久しぶりに宮古魚市場へ。

     

     

    海と青空と漁火でございます。

    4人で会う機会も今年に入ってから少なくなりました。

    皆、忙しくなかなか時間が合いません。

     

     

    こう言う数分が貴重だったりもします。

    漁火だけに縛られて動きたくはない。

    そんなドライな面も皆持っています。

    各社で動いた方が身になるなら、その方が遥かにいいからです。

    漁火ブランドを付けた方がメリットがあるとき、ロットを大きく動かしたいとき、何かの仕事が欲しいとき、

    商品を作りたいとき、馬鹿話したいとき、少し気分が落ちているとき。

    そんな時に漁火でやればいい。

    私はそのくらいのスタンスでいます。と言うか漁火全員がそう思っております。

    漁火熱が強くなり過ぎると窮屈になり、壊れやすくなります。

    絶対、バランスは大事です。

    専門家の方々や意見交換させて頂いた方々にも良く言われます。

    4社ではなく、もっと会社を増やしたらどうだろう?

    全て漁火で活動したらどうだろう?

    協同組合にしたらどうだろう?

    若く、斬新な取り組みをしている漁火に非常に興味を持って下さり感謝しております。

    しかし、ここまで腹を割った仲だから出来る事、

    この4社だから出来る事、

    各々の会社の血液が流れているからこそ出来る事。

    そんな出来る事が複雑に絡み合って出来たチームだと思っています。

    「一つになりたい」

    会社を一つにする事もそうかもしれない。

    でも、それよりも心が一つになればそれでいいのではないだろうか?

    4社の数字が良くなる。

    漁火ブランドが世界に羽ばたき、宮古の魚をプッシュ出来る。

    それでいいと思うんです。

    最近、「漁火」が一人歩きして、色々な大人の皆様のネタとして使って頂いている。

    少し人気者になった気分。。。

    今年に入ってからコンクールや表彰式と背伸びする事が多かったから。

    いつもの感じの漁火でやって行きます。

    明日はキリン絆プロジェクトの報告会です。

    もちろん漁火は全員で出陣です。

    ~宮古プライド~

    宮古 チーム漁火

    鈴木 良太

    2015年3月27日

    弱い自分へ。

    あの震災から、4年。

    あの震災は、弱い自分を少しだけ強くした。

    前を向く事も、繋がる事も。

    閉鎖的な産地を変えたくて。

    そして、弱い自分を変えたくて。

     

     

    震災後に想った事だけはブレずに突き進みたかった。

    過去を否定したくなくても。

    それでも、過去をぶっ壊さないと新しい何かが生まれない。

    そんな状況だった。

    震災があったからと言うのもそうだが、共和水産が事業継承の時期に差し掛かっていたのも事実。

    色々な動きが自然と加速した。

    魚の鮮度がいい。市場がきれい。

    宮古では、その様なフレーズを良く耳にします。

    私も確かに魚の鮮度が良い、市場がきれい。

    そう思う事が多いです。

    でも、その魚を工場を人間を気持ちを本当に見せてきただろうか?

    少なくても自分はそう言う部分は弱かったと思っています。

    発信をするには、想いを伝えるには、モノを作るには、

    他地域にも匹敵するくらいの、管理された中でモノを作っている加工場が必要です。

    魚の鮮度、衛生的な市場、見せる工場、製造ノウハウ、熱い想い。

    その全てが産地に整った段階でやっと武器が揃うんだと思います。

     

     

    見せる工場。モノづくり。そして熱すぎる想い。

    そこは共和水産が先頭切ることで宮古に武器が増えるんじゃないか?

    そう思い、藤原新工場に着手しました。

     

     

    実際にやっている私達が一番強く伝えられる。

    宮古弁で恥ずかしながらも魚を自慢する。

    そんな私達にしか伝えられないんです。

     

     

    この海と共に生きているんだから。

     

     

     

    その醍醐味に魅了されたんだから。

     

     

    この海と熱い人達、そして昔から魚を扱い、受け継がれてきた「目利き」がある。

    震災は、自然と共に付き合っている私達にとっては避けられない現実だから。

    だからもう「被災地」は辞めにしよう。

    ここは紛れもなく、「三陸・宮古」だから。

     

     

    共和水産としても漁火としても強く伝えられる理由は一つ。

    この宮古の良さを知っているから。

    だからこそ、地元だけで伝えるのではなく、

    全国・世界へとアクションを起こして発信する事しかないと思います。

    同じ水産業の社長さん達の奮闘ぶり。

    震災をもろともせずに水揚げされてくる魚。

    やっぱり自分はこう言った人や魚に奮起します。

    だからこそ伝えたい。

    共和水産の従業員の皆、漁火のメンバー、宮古の水産業の方々、そしてずっと共和水産を支えてくれた方々への感謝の思いを忘れずに、

    恐がらないでもっと発信して行きたいと思います。

    弱い自分を変えるんだ。

     

    イカ王子☆

    2015年3月11日

    漁火の詰め合わせ。

    漁火の取り組みが面白いと取り扱って頂くことが昨年末から多くなった。

    商品を作る為だけの「商品ありき」のチームではない。

    数字にこだわって行きたい。

    4社の特性を生かして、もっと得意な所を伸ばす。

    そして、困った事があれば4社内で補う。

    4社で売上げ、在庫、ノウハウ、売り先、経営路線等を「腹を割って」話し合って行く中で、

    活路を見出しやすくなったのは確か。

    今年は、色々な所に足を運んで「漁火」内で色々な瞬間の共有も出来ればと思っています。

     

     

    もっと先頭に立って仕事をするチームがあったほうがいい。

    年代が若いほうがなおさらいい。

    守りに固執しないでもっと新しいことに積極的になれる産地でありたい。

    そんな漁火からの詰め合わせ。

    漁火の四人衆をイメージして4種の詰め合わせにしました。

     

     

    まだ販売は決まっておりませんが、今月・来月とイベントに出展する機会もあるので、

    ちょいちょい顔を出すと思います。

     

     

    シンプルなラインナップですが、非常に凝って作りました。

    開発の段階から、漁火商品としての方向性や、より四人がいいパフォーマンスが出来そうな商品を選びました。

    もっと魅力のあるチームになれれば良いなと思っております。

    漁火はもっと面白くなる。もっと面白くします。

    この産地を、皆で変えましょう。

    ~宮古プライド~

    宮古 チーム漁火 会長 鈴木 良太


    『宮古からの贈り物』

    漁火灯る。

    三陸宮古の漁場で獲れた旬の食材を

    最高の味に仕上げ

    ギフトセットに詰め込みました。

    東北はまだまだ元気になります。

    宮古はもっともっと美味しくなります。

    私たちチーム漁火が、

    宮古の幸を、

    全国の食卓に届けて参ります。

     

    2015年1月21日

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