三陸宮古の美味しさを全国へ 共和水産株式会社

2013年3月30日

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  • 『戦い』

    昨日は珍しく二人の父と私の三人で酒を呑んだ。

    実の父はもちろん一人だが、もう一人私を本当の息子の様にしてくれる社長がいる。

    実の父である、弊社の社長からは新工場の設計で「最後の戦い」だと意気込んでいる姿を見て。

    背中を押される俺。

    もう一人の父親同然の竹田工業社長から、「おめぇの為に戦う」と言って助けてくれる姿を見て。

    背中を押される俺。

    二人の父親の商売に対してのパワーがハンパない。

    俺への期待値。

    正直、不安もあるが、なんだかプレッシャーすら楽しく感じる。

    開始30分くらいで何を言っているかわからなくなった、二人の父(笑)

    そんな二人の父が最高に可愛く感じる時もしばしばある(笑)

    私に言ってくれる言葉に凄く愛情を感じる。

    今日は少し二日酔いだったが、それすら今朝は心地よく感じた。

    やっぱり、光を灯したい。

    新聞などでも良く見る。水産業の衰退。

    実際、私も水産に携わっている人間だが年々その問題を強く感じる。

    水産業に携わっている人は皆、この現状をもちろんわかっている。

    大幅な水揚げの減少。そもそも魚が売れない。

    そんな中でも水産パワーみたいなので、皆ここまで頑張っている。

    頑張っていると言うか踏ん張っているの方が正しい。

    今は、我慢だ。

    ここを乗り越えれば絶対、来る。

    いつまでこの暗くて長いトンネルが続くかはわからない・・・。

    いつも言うように打開するのは結局、自分達。

    何を仕掛けるかで、3年後・5年後・10年後の企業体が大幅に変わると思う。

    逆に今はすげぇ大事な時期だったりもするんだろう。

    震災前の年の写真を引っ張り出してきた。

    『魚』ってやっぱりいいよね。

    このダイナミックさと鮮度感。

    計算機ではハジケない「何か」があるのが面白い。

    別に『魚』をたくさん買おうとは思わない。

    量を求めるのは、この水産は難しい。

    質が大事だと常に思う。

    かと言って、新工場では今よりも取扱い量は増えるが、質>量のスタイルは崩すつもりもない。

    今を見る自分、先を見る自分。多面性を持つ大事さ。

    昨日の竹田社長と強く握った手で感じた。

    もっと、やる。出来る。

    もっと、飛ぶ。

    二人の父親も良く使う言葉。

    「戦い」。

    戦いに勝たなきゃない。

    誰かの為に頑張るってなかなかないが、二人の父親の為にも。

    俺は、頑張る。

    二人のパパ。いつも有り難うございます。

    さぁ、来週から4月!

    逃げないで、頑張る!

    イカ王子☆

    2013年3月30日